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2017.12.20

親知らずのお話

こんにちは!ユアー歯科クリニック歯科医師の雨宮です。

年末になり、大掃除や忘年会など、忙しい季節になりましたね。

疲れが溜まってくると、歯が痛くなってくる、、なんて方も多いと思います。

 

今日は、親知らずのお話をしたいと思います。

親知らずは、上あごろそろと下あごに2本ずつ、合計4本あります。

しかし、4本がきちんと生えてくることはまれで、歯のもとになる種はあっても、歯ぐきや顎の骨の中に埋もれたまま生えてこなかったり、最初から歯の種がなく生えてこない場合もあります。

これは、親知らずが退化する傾向にあり、将来私たちの体から消えていく運命にあるからだと言われています。

親知らずが生えてくるのは18歳~24歳頃で、名称の由来については「昔ならそろそろ親と死別する時期に生えてくるから」「親が歯の生えはじめを知ることがないから」など色々根説があります。正式には、智歯(ちし)または第三大臼歯と呼ばれています。

 

親知らずが生えてきても、何も悪さをしなければ気にすることはないのですが、ほかの歯がすでに生えそろっているところに生えようとするため、きちんと生えるためのスペースが不足していることが多く、生えてくる段階で曲がったり、かたむいたり、手前の歯にくっついたり押したりして、周りの歯に負担をかけてしまうことがあります。

 

また、親知らずは一番奥に生えてくるため、生えた後に汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病になる確率が高いことが挙げられます。しかも、その時は大事な大事な手前の歯を道連れにすることが多く、とても厄介です。

 

治療法としては、親知らずがきちんと生えていない場合の多くは、抜いてしまうケースがほとんどです。これは治療するにも歯が奥すぎたり、歯の形がおかしかったり、的確な治療とメンテナンスができないと判断されるためです。

親知らずが生えている方は、まずは磨きにくい場所なので、なるべく汚れを残さないように気を付けて歯磨きをするようにしてくださいね。

 

親知らずが痛いな、、と思っている方はもちろん、

自分の親知らずって生えてるのかな?あるのかな?と気になった方もいらっしゃると思います。どうぞお気軽に相談なさってくださいね。

 

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